オフシェア

オフシェアをおこなった場合に、やはり問題になるのは、言語、文化である。

正直、準備をおこなわず、賃金が安いからという理由で簡単に始めるのは、どちらにとっても良いことはまったくない。それなりの準備は必ず必要である。

気軽に開発者に「気持ちで何とか伝えてくれ」という、上司がいた場合要注意だ。実際私は、とりあえずやってみたが、うまくいかなかった。

理由は、「自分の言いたいことが伝わったかどうか確認できない」のが大きかった。通訳を通して話しても、結局その通訳の人が、技術的なことを理解できないので、実際には伝わっていない。「わかりました」という返答で、できたものが全然違うものは多々あり、「言語の違いは気持ちで伝えるのは難しい。」ということをかなり思い知った。

この原因は、言語もそうなのだが、やはり、「技術」も大きい。ある程度技術が高ければ、相手の話がわかるものだ。その人のレベル以上の技術を要求すると、必ず失敗する。

では、成功するには何が必要か?

1.言語の通じる方と比べて、1.5倍ほどの技術力
2.理解力
3.受け入れる側の体制

1と2が合わされば、「自分の言いたいことが伝わる可能性が高くなる。」
たとえ、1,2がそろっていても、受け入れる側がきちんとサポートしてあげなければ、必ず失敗する。

私自信、アメリカにシステムの引継ぎにいったことがあるが、システムの作りをみながら、リクエストを聞けば大体対応でき、全体的に成功だろう。 まぁ、きちんと準備をしていただいていたのと、アメリカに数年住んでいたので、なんとなく話していることが理解できるからなのだが。

困ったなぁ。