スケジュール

プログラマーは意識してスケジューリングの技術を上げるべきだと思う。以下私的に考えた要件。
開発者を育てるときに意識してること。+ 自分自身に。

タスク化技術

スケジュールを組むには、仕事をタスクにする技術を上げる必要があると思う。
なぜか、いつも仕事が終わらない方は、タスク化がうまくないだけなのかもしれない。
タスク化の本質は、終わりを作ることだと思う。

  • 個人の作業をタスク化し、終わりを作ることができる。 初級
  • 個人での一つのタスクが大きい場合、タスクを分割し、終わりを作ることができる。 初級
  • プロジェクトの作業をタスク化し、終わりを作ることができる。 中級
  • すべての作業をタスク化し、終わりを作ることができる。 上級

割り込み管理技術

割り込みは必ずおこる。逃げられないんだったら、立ち向かうべきだ。

  • 割り込みを断る。 初級
  • 割り込みをタスク化できる。 初級
  • 割り込みがあった場合、他の適任者を探すことができる。 中級
  • 割り込みを吸収することができる。 中級
  • 割り込みを吸収できない場合、スケジューリングしなおすことができる。 上級

スケジューリング技術

スケジューリングは嫌いです。でも、2週間程度なら、そうでもない。
長期の細かいスケジュールをたてる時間があるなら、大まかなスケジュールだけにして、その時間をコーディングに費やした方が良いと思う。

  • 長期的(1ヶ月以上の)完璧なスケジューリングは不可能なことを理解する。 初級
  • スケジュール内に終わらなかったタスクを、全体のスケジュールで吸収することができる。 中級
  • イタレーションをくみ、スケジュールに終わりを作ることができる。 上級

実行力

解決する力がないと、終わらない。解決するのは自分でなくても良いことを忘れない方が良いと思う。
タスクを終わらせるのが根本。ちなみに、タスクをやらないというチョイスがあるなら、それもタスクを終わらせたと言っていい。

  • 何も問題が起こらなければ、予定通りにタスクを終わらせることができる。 初級
  • 問題が起こった場合、他の人に相談、調査をし終わらせることができる。 中級
  • コミットメントをたて、お客様に連絡することができる。 中級
  • コミットメントを、メンバー全員に意識させることができる。 上級
  • 第3者が関わる問題が起こった場合、連絡をとるなりし、タスクを終わらせることができる。 上級

ルーチン化技術

これはすごく重要。そう思わないなら、vim の作者の7つの癖というビデオを見ると良い。感心できる。

  • 定期的に作業を振り返り、効率の悪い点を見つけ、改善する癖を付けることができる。 初級
  • イタレーションごとにルーチンを作り、運用することができる。 中級
  • 良い仕事の進め方をルーチンし、開発者のストレスを減らす環境をつくれる。 上級