考えるということ

ここ3ヶ月休む暇もなく、技術的なことや、管理的なことを詳しくOutputできていない状態ですが、色々と試して蓄えている日々です。その中で、悟ったことが1つあります。他の人を巻き込んで、なにか新しいことをする際、「これは、こうだから、こうやっていきたい。」という風に、やりたいことを伝えてはじめるだけでは、上手くいきにくいです。このケースでは、

  1. 上司,同僚がなんか言ってるから、とりあえずやるか。
  2. やってみて、まぁ、こんなもんだろ

という流れになりがちです。

そうではなく、まずは、「これを取り組みたいのだけど、皆さんで一度考えましょう。」という風に、まずは、考えてもらうようにするべきだと思いました。

  1. 考える
  2. ああ、こういう結果を出したいから、あの人はこれをやろうって言ったんだな。
  3. 今回は、こういう風にやってみたけど、なんか物足りないな。
  4. よし、次回はこうやってみようよ。

のような流れを目指します。要は、根本の理解をせずにうわべだけを伝えてしまうと、気軽に始めれるという利点がありますが、お互いの間に壁ができ、失敗する可能性が高くなってしまいます。

というか、いくつかの取り組みを試みたのですが、根本を理解してもらえず上手くいかなかったのです。それの対応を考えた結果がこれです。ですので、最初に時間はかかりますが、皆さんに、なんの為なのかという根本を理解してもらえるよう、考える、話合う時間を取ってから、開始するのは有効な気がします。まぁ、実際、この取り組みは今はじめたばっかりなので、結果吉とでるかは不明。

ああ、追記として、根本を考える行為を時間の無駄と考えられる方、根本を理解して反対する方もいらっしゃると思います。それはそれで、良いと思うのですが、その方々も巻き込んで続けようとした場合時間がかかりすぎますので、軌道に乗ってから参加してもらうのも手だと思います。そこをはっきりしないと、お互い足を引っ張りあう事になる気がします。なぜなら、唯一正しいことは存在しないので、結果が見えない状態で、全員が同じ考えになれないのは、良い悪いではなくあたり前のことだからです。

要は、人それぞれに、戦略の違いは必ず存在するので、その部分を尊重するのを忘れず、おたがい違う道に進めばよいと思います。