戦略と戦術 & 責任

最近機嫌が悪い理由が何となくまとまったのでメモというか、気晴らし、偏った意見。


システムを開発するにあたって、最低限必要な物がある。それは、お客さんの要望であったり、その要望をかなえる技術、予算、関係の構築などである。そういった部分の作業が「戦略」にあたると思う。

個人的な意見かもしれないが、この「戦略」の部分を中途半端に行い、それ以降を丸投げする人は最低だと思う。全くやらないで、丸投げした方がましだ。
なぜなら、この仕事を受けた人は、「戦術」だけで対応することになってしまうから。戦術とは、決められたレールの上でどれだけ効率よくできるかの部分にあたる。実際、「丸投げ」なので、「戦略」部分も練り直せばいいのではないのかと思うかもしれないが、実際には、「既に決められた納期」「既に約束された仕様」などの「決定された戦略」が存在し、また、実際には投げた本人は「丸投げ」とは思ってないので、そういった、「既に決まった戦略」はむりやり押し付けてくるだろう。

こういった状態で仕事を振られたほうは、モチベーションがあがらん。

状況として、「Aという結果を出す」ことはお客さんに約束されているのに、Aという結果をだすには、「Bという会社にサポートを受けなければ実現はできない。」でも、「Bという会社にサポートしてもらう約束はしていない。」 誰がみても、戦略的な不具合だろう。他にも同じような物が色々あるのだが割愛。

もちろん、文句いいました。「え?そんなのもできないの?」「プログラマーの仕事しかできないの?」「期待していってるんだけど?」だって。正直あきれました。私も頑固なのでさらに言い返しましたが、上司に「仲良くやてよ」といわれたので、今回は黙ることにしました。そんなんだから、開発者が苦しむんだよ。というか、生産しているのはプログラマーであり、プログラマーという仕事を格下にみている発言をする時点で、論外だろう。こういう人にはなりたくないと思いました。

こういう人達って、「何かあったら責任はとる」とか言うけど、実際それって、お客さんにあやまって、納期のばして、請求できなくて、開発者に残業を強いるだけだろ。で、売り上げがあがらなくて、給料も上がらんくて、できる人がやめてとアホループがまわるだけやろ。 責任とるっていうなら、降格して、そのポジションを他の人にあけるとか、自分の給料でホテンするとか、そういったことを約束しろよ。結局ケツふくのは開発者だろ。尊敬して扱えよ。

ちなみに、「Aを作るのにBがないとできないのですが?」と言ったときに、認めて対策を考えれる人なら問題ないと思います。誰でも失敗するし。私が言いたいのは、それが、あたりまえだと思ってる人は、悪以外の何者でもない。それに自分が気づかない分さらにたちが悪い。

あ、それと、戦術レベルでできることは、ちゃんとやってます。成功率10%ぐらいを30%ぐらいには持ってきた。