タスク管理

今日ユウ君と夕食を食べにいったのだが、タスク管理がうまくできないと言ってたので記載一応、考えてみる。

一応、以前考えをレベルに分けて書いたことがある。

http://d.hatena.ne.jp/tomyhero/20070511/1178892938

最初に

タスク化とは、スケジュールとは関係ない。まず色々考えるときに、プログラマならわかると思うけど、頭の中をオブジェクト指向にした方が良いと私は思う。タスクを考える時は、タスク、スケジュールの時はスケジュールと。これを、同時に考えたりするから、おかしくなってしまう。

タスクって何?

私は、タスクとは、やるべきことの要所要所で、終わりを作るということだと思う。以上。ピリオド。

どこで切り分けるかがわからないということでしたが、これはその人によると思う。
初めての取り組みなら、わからないから、ワンステップずつに分けた方が良い。
でも、慣れている人なら、ワンステップずつだと逆に面倒なので、それなりに大きめにしても良いと思う。
つまり人それぞれだ。それを考えないで他の人を真似したらだめ。

タスクを一階層で考えないで、2階層ぐらいで考えてみる。

ケーススタディ

  • 大枠のタスク : ユーザ登録部分を作る
  • 小タスク: テーブルレイアウトを考える
  • 小タスク: 登録フォームを作る
  • 小タスク: 入力エラー処理をする
  • 小タスク: 処理を作る 
  • 小タスク: テスト仕様書などを作る
  • 小タスク: 単体テストする

上記のような感じで、階層を作った方が良い。チーム全体のマイルストーンが3段階目にある感じだと思う。OK?

終わることがなんで重要なんか。

それが成功であっても、失敗であっても、終わりを作るというのは非常に大切。たまにいつも、忙しい忙しいという人がいるけど、私が今まで見ていたところ、「終わる」というのが不得意な人がその傾向にある気がします。なぜそうなるのでしょうか?

一つずつ終わるようにしていると、終わった物に関しては考えなくてよくなります。これが、非常に重要です。終わるのが不得意な人は、他のことをしていても、その終わってない物が気になっています。その状態だと、集中力も低下しますし、終わってない物が増えてしまうので、やることがいっぱい残ってる感が常にあるのかなぁと思います。

失敗するのも重要ってどういうこと?

「できた?」って聞いて初めて、「わからないのでできないです。」って返答する人がたまにいるよね。この人は、失敗わからない人だと思う。だから、だらだらとやってしまって、終われない。「だめだ、これはわからん」と気づいて、他の人に聞くなり、報告するなりするなり、そのタスクを分割して深く考えるようにできる人は、失敗というきっかけを見つけることができている人。

失敗のきっかけを見つけれない人は中々終われない。ちなみに、終わるというのは、そのタスクが完成した時だけではなく、できなかったことも含むというのはこの説明でわかると思う。できないで、そのタスクを終わらせるのは変な感じかもしれないが、とても重要だと思う。終わらして、そのタスクを新規に進化させて対応した方が良い。もちろん、できるにこしたことはないけどさ。

ちなみに、取りかかる前にできるかできないかわかるようになれば、さらに良いと思う。そうすれば、そのタスクの分割を早めにできるから。

ケーススタディ

Aというタスクを完成させるには、BについてX社の人に確認しないとできないような気がするという問題に気がついた。

  • Bについて質問する
  • Bの結果を確認する
  • Aという仕事をする

このように3つに分け直すことができる。これに気づかなければ、Aという仕事をBの部分を悩みながらずっとやることになる。

優先順序や依存考える

上記のケーススタディでは、Bに質問しなければ、次のBの結果を確認するということはできないのがわかる。例えば質問Bをメールでした場合、返答が来るまでは、Aのタスクではなく、他のタスクをやる。要は無駄を省くってこと。ただ、「いつまでに返事がなければ催促をする。」「さらに返事がない場合は、上司に兼ねあう」とかいう条件付きのタスクが会っても良いかもしれない。

タスクを管理する

タスクは終わったか、終わってないか。それだけで管理できる。ただ、リストアップして終わったら消去していく方法だと、やった感がないので、履歴が確認できる方が良いと思う。今日は、10個もタスクやったぞ!とか、今月は100個やったとかさ。

オレオレタスク論

タスクとは終わりを作ること。

最後に

あんまり文章得意じゃないのが私の問題なんやけど雰囲気ぐらいはつかめれば良いかなぁ。
私の頭の中では結構整理されてるんやけど、言葉や文章できちんと表現するのは中々難しい。

ちなみに、オレオレ理論タグは、前職で簡単にやっている風に見えてたかもしれんけど、こういうことを日々考えてやっていたというのを、少しは伝えておこうと思ったことをまとめてるだけだったりする。