マイルストーン

マイルストーンは、すべてのプロジェクトメンバーが常に意識するべきだし、プロジェクトを管理をしている方は特に意識しなければなりません。 なぜでしょうか?

例えば、マイルストーンは家を決められた期限までに建てることとします。 

あなたはどんどん作業を行い、屋根以外の部分を作成しました。 屋根の部品を頼んでいる、ジェームス君が少し遅れているとのことです。そこで他の人の作業を止めないために、屋根の代わりにとりあえずビニールシートをひいて作業を進めました。作業は順調に進み、後は屋根をつければ終わりです。まぁ、屋根の担当はジェームスだし、それ以外はできてるし、余裕だったなと、あなたはマイルストーンの99%の地点にいる気分です。10日間ほど何もせず、ぶらぶら楽しく過ごしました。

さて、ジェームス君がやっと部品を持ってきましたが、サイズが合わなくて調整が必要になりました。 納期に間に合わないのがわかり、お客さんには怒られましたが、とりあえずジェームス君と一緒にサイズの合う部品を作るのを共同で作業をおこないようやく完成しました。 

あの時、部品の進捗を確認しておけば、十分間に合ったのになぁ。

あなたがもし、「家を決められた期間内に立てなければならない」という目的をしっかり意識していれば、ジェームス君に確認したはずです。 


よくマイルストーンに対しての意識が薄れていくのに、外的要因があげられます。 自分達はできてるのに、他がやらないと達成できないけど、自分達はやれることはやってるし、責任はないという考えが芽生えるからです。私はこれは、間違っていると思います。もし、外的要因の部分が遅れているとわかったなら、手伝うなり、がんばらせるなり、隣に立って見張りつづけるとか、そいった行動が必要です。なぜなら、一般的なお客さんにとって、達成したか、してないかが結果であり、1か0です。他ができてないなら、あなたの作業も失敗です。あなたの失敗は、あなたのチームの失敗であり、会社の失敗でもあります。

マイルストーンを達成できない原因は、すべてあなたが解決をしようと心がけなくてはならないものであり、あきらめる理由を探してはいけないものです。」

と個人的に思います。